変化球にならないコミュニケーションを心がける

2024-09-27  /  チームワーク働き方

数年前からリモートワークが中心となり、今では非同期のテキストコミュニケーションを多用しています。その中でもSlackなどのチャットツールでは簡単にメッセージを発信できるため、何気ない一言が相手に不快感を与えている可能性があります。

今回は、そうならないように気をつけているポイントをまとめてみました。実際には、不快感というのは受け取る側が判断することです。なので完璧なものでもないですし、根拠もないし適当です。

URLだけ送る(実際には何か行動を促したいが言わない)

特にありがちなのがURLのみ共有するです。URLだったら、少なくとも「このURLを見て」ということは伝わるとは思いますが、じゃぁ見てどうしたら良いのか?というのはわからないです。

イベントの告知だったら、「こういうのがあるから参加しませんか?」だったり、言語のリリース情報だったら「こういうアップデートが入ってるから役に立つかも」とか、自分の何かしらの意見や感想や、見てもらった人に促したいアクションがあると思うんですよね。

でもそれがないと「で?」ってなっちゃう。

URL以外だとありがちなのはサンプルコードとか、「○○についてドキュメントが更新されています」とか。こういうのって受け取った側に忖度を強要するので良くないなぁと。

意見があるなら意見を述べる、行動を促すなら行動を書く、そういったところまで含めてメッセージを送るように気をつけたいです。

それを言ったところでどうしようもないアドバイス

A: 「昨日○○まで車で行ったら渋滞してて大変でした」
B: 「○○に行くなら、電車で行ったら良いよ」

みたいなアドバイスとか。

アドバイスって相手のため悪気はなく良かれと思って、つい発言してしまうことがあります。でも、このような過去のことだったり、覆らない事実に対してアドバイスしたところで、言われた方はどうしようもないです。

正しいかも知れないけど、その場においては何の解決にもならない、みたいなことは避けたいですね。そもそもアドバイスは相談されるとか、求められてから行うものだと思っています。

上の例だったら「次に行く機会が合ったらー」って付け加えた方が良いでしょうか。伝えたいことの前提だったりとか背景とかそういうのを丁寧に加味できるよう気をつけたいです。

相談されているのにスルーしてしまう

部下が上司に相談するみたいな、例えばマネージャーやリーダーとの1on1とかの場面でのやり取りです。

A: 「○○についてどうしたら良いでしょうか?いくつか案があって…(説明とかする)」
B: 「色々なやり方があると思うけど、考えてみてやってみてください」

これってさっきの逆というか、アドバイスを求められているのに特に回答にならなくて、相談に乗れてない返答です。「どうしたら良い」に対して回答してあげるか、そうでないならちゃんと回答できない理由を説明するなどした方が良いかなと思います。

上の例だと、例えばリーダーから見ると「全然考慮が足りてないなー」とか、「抜け漏れがあるなー」とか感じたのであれば、それをちゃんと伝えた方が良いかなと。

おわりに

細かい話になるとキリがなさそうなので、この辺にしておきます。ぶっきらぼうというか、伝わるだろーって勝手に推測して、投げやりなメッセージを送らないように気をつけたいですね。テキストメッセージでは、少々冗長になっても文脈が正しく伝わるよう、丁寧な内容にしたいですね。