続・Windowsの開発環境の設定

2024-09-24  /  Visual Studio Codeツール開発環境

前回の続きです。実際いろいろやるにはセットアップ不足だったので、WSL上で追加のセットアップを行います。

zshの設定

普段からzshを使っているのでインストールします。

sudo apt-get install zsh

デフォルトのシェルも変更しておきます。

chsh -s /usr/bin/zsh

zshは起動時に.zshrcがなければセットアップが起動しますが、自分で管理しているdotfilesを後で設定するので、いったんこのままで行きます。

Homebrewをセットアップする

Macと揃えることができるのでWSL上のUbuntuでもHomebrewを使うことにしました。基本的には以下の手順に則って作業を進めていけば問題ありませんでした。

Homebrew on Linux — Homebrew Documentation

インストールの準備

以下のコマンドを実行します。

sudo apt-get install build-essential procps curl file git

インストール

sh+curlを気兼ねなく実行していいかいつも葛藤がありますが、いつものコマンドを実行します。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

インストール後にいくつかコマンドを実行するように指示されるので、実行しておきます。

(echo; echo 'eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"') >> /home/kawaken/.zshrc
eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"
brew install gcc

自分用のdotfilesを適用

長年の秘伝のタレになってしまったdotfilesがあるので、設定します。kawaken/dotfiles

Github CLIの設定

Homebrew経由でインストールします。

mv .zshrc .zshrc_local
brew install gh
gh auth login

CLIの実行に必要な認証を行うのですが、WSL上からはブラウザーを起動できません。デバイスコードとURLが出力されているので、Windows側でブラウザを使用してアクセスしました。GitHubにログインした後にデバイスコードを入力すると、CLIの方で認証情報が設定済みになります。

dotfilesの設定

Mac用に手順を作っていたのですが、Ubuntuだと違っていましたので、修正しました。

# gh コマンドの設定済み内容を待避、後からincludeされる
mv .gitconfig .gitconfig.local

cd $HOME
gh repo clone kawaken/dotfiles -- --recurse-submodules

# gitの設定
mkdir -p .config/git
ln -s dotfiles/git/ignore-global .config/git/ignore
ln -s dotfiles/git/.gitconfig .gitconfig

git config --file ~/.gitconfig.local user.name "yourname"
git config --file ~/.gitconfig.local user.email "yourmail"

# zshの設定
ln -s dotfiles/zsh/_zshenv .zshenv

# fzfの設定
brew install fzf
echo 'source <(fzf --zsh)' >> .zshrc_local

言語のインストール

良く使うものをインストールしておきます。

brew install go zig

おわりに

おそらくこれで一通り必要そうなものは揃ったかなと思います。様子見てDockerとか対応するか検討してみます。