「WEB+DB PRESS Vol.132」の感想

2023-02-08  /  読書雑誌WEB+DB PRESS

WEB+DB PRESS Vol.132の特集記事を軽く読んだ感想です。

の 2 つを読みました。

オブジェクト指向神話からの脱却

もともと私自身、キチンとしたオブジェクト指向を学んでいませんし、厳密なオブジェクト指向の設計にこだわっていないスタンスです。なので、記事の方向性には同意できるところが多かったです。一方で、それは Java だとそうかもしれないけど…と思うこともあり、ちょっと違うかなぁというところもありました。

まぁこういう「あなたのオブジェクト指向はどこから?」みたいな何の言語においての話なのか注意しないと議論しづらく噛み合わないこともある、という辺りが神話を体現しているなぁとも思いました。

開発を止めずに安全に移行する コンテナ化実践ガイド

仕事では仮想サーバーに直接置いているアプリケーションをコンテナ化しようとしているところなので参考になりました。

ただ、マイクロサービスの方がモノリスよりも開発スピードが上がる(効率的)か、トイルの解消が行いやすいか、というと疑問です。特に開発スピードにおいてはシステム群の理解がしやすいかどうかが重要です。何でこの構成になっているかわからない、というマイクロサービス群においては影響範囲を絞ることもできないし、充分なテストを行うことも難しいです。また分割した分、トレーサビリティが確保されていなければ不具合の調査なども行いにくくなります。

おわり

今回はこの 2 記事のみ読みました。連載記事は読んでないので、良さそうなものは追加でバックナンバーを購入してみようとと思います。