「生産性」を読んだ
個人よりは組織、チームで生産性を上げるにはどうするか?みたいな話だった。
いくつかポイントとしては、
- 地道な改善と革新
- 3%と 3 割とも
- やらないこと決める(業務の棚卸し)
- 生産性が上がったかどうかで人事評価する
- 優秀な人(トップパフォーマー)につまらん仕事させない
- 戦力外中高年の人を諦めない
- ロールプレイでの具体的な研修をレベル、役職に応じてやる
- チーム内でスキルを共有する
って感じだった。
色々書いてあったけど、やらないこと決めるのが一番大事かなぁと思った。これは今後意識していきたい。
あと以下の文章がけっこう刺さるものがあって、ウッとなった。長いけど引用しとく。
成長意欲の高い人の中には、日中はめいっぱい仕事をし、家に帰ってから新しいことを勉強するために時間を投入する人もいます。私たちはそういう人を「向学心があり成長意欲が高い」と賞賛します。
たしかに目の前の仕事をこなすのに手いっぱいで、新たな勉強が何もできていない人よりはマシでしょう。しかしこれは、家に帰ったら家事も育児もまったく手伝わない、昭和型の男性社員にしか許されない成長方法です。家では家事も育児も介護もしない、コミュニティ活動もボランティア活動もしない、趣味もない、仕事人間のための成長法なのです。
こういうスタイルしか存在しないと、育児や介護に時間をかける必要が出てきた時点で、まったく成長できなくなってしまいます。もしくは、「今は仕事もしっかりこなし、自分にも投資したい時期だから、育児休暇などとてもとれない」という男性がいつまでたっても減りません。
そうではなく、仕事の生産性を上げ、目の前の仕事だけでなく今後の成長のための投資や新しいチャレンジもすべて労働時間内でやりきれるようになる、そうなることを目指す——そういう意識に変えていかないと、プロフェッショナルとしての成長には、常に個人生活の犠牲がセットでついてきてしまいます。
やっぱりそうだよなぁ。