「プロダクションレディマイクロサービス」を読んだ
すごく参考になった。
この本は、
ひとことで言えば、本書は私がマイクロサービスの標準化の作業に取り掛かったときにあればよかったと思うような本です。
ということで、今からマイクロサービス化して行こうってタイミングで是非読むと良いと思うし、プロダクトの全体を見るような役割の人はこれを教科書にしたら良いんじゃないかと。
本書でいうプロダクションレディとは、以下の基準を満たしていることを指していて、それぞれやらないといけないことが書いてある。
- 安定性
- 信頼性
- スケーラビリティ
- 耐障害性
- パフォーマンス
- 監視
- ドキュメント
- 大惨事対応
また、付録に各基準についてのチェックリストと評価基準がまとまっている。この付録だけでもコピーして全員に配りたいくらいだ。
以前に、マイクロサービスアーキテクチャを読んで、マイクロサービスというのが単に技術的にサービスを分割しただけのものではなく、組織の体制などもきちんと考えないといけないというのはわかった。
で、体制面から色々進めることに加えて、この本の基準を参考にチームを跨いで標準化していくことができれば良い形になるんじゃないだろうか。実際やるにはかなり骨が折れそうだけど。