ペアプロをやった
2014-06-26 / チームワーク
少し前にペアプロをやったので振り返っておく。
準備
準備という程でもないけど、ペアプロのやり方をインターネットで簡単に調べた。
色々とやり方や定義があるっぽいけど、厳密にやることが目的ではないので、
2人で1つのパソコン使ってプログラムする
という当たり前のことだけ決めといた。
良かったこと
コードがかなり丁寧になる。
理由は色々あるだろうけど、
- ひとりだとやってしまいがちな、蛇足的な調査とかしなくなって、ペアプロのタスクに集中してコードが書ける
- 考えたことを説明や相談したりしながら書いていくので、変なバグが埋め込まれにくい
とか影響してそう。
ちなみに「見られてるから丁寧に書かないといけない」みたいな脅迫観念のようなものはなかった。
もともとコードレビューが前提にあって、見られるのが当然という状態だからかもしれない。
仕事してる感が高い
コードを書く作業に対する充足感のようなものが高い。
「あーオレ、今日良いコード書けたな〜」みたいな感じになる。
1人で作業しててこういう感覚になったことないので、ペアプロの効果だと思う。
相手への理解が深まる
普段どんなふうにして作業をしているのか、例えばエディタの使い方とか、コードの書き方とか、コマンドの使い方とか、そういうのってその人のポリシーが出ると思う。
そういうのを、見せる・見せられることになるので、相互理解の助けになる。
逆に、そういったポリシーがなければ、「こいつホントなんも考えてないんだな」というのがわかって恐ろしくもある。
微妙だったこと
何でも良いことばかりでもない。
生産性良いのかどうなのか
- 2人でコード書いてるわけだから、コードを書く生産性は全然高くない
- でも丁寧になってるし簡単なバグは少ないはずだし、デバッグの時間は減りそう
というジレンマみたいなもんがある。
スキル差をカバーできない
スキルの差がありすぎて、今回はほとんど自分が考えたことをコードに書いてもらう感じになった。
先に書いたようなメリットはあったが、
仕事のコード書くんだったら、双方のレベルが同程度でないと意味がないっぽい。
教育目的なら良いかもしれないけど。
まとめ
本当に丁寧に作らないといけない箇所、例えば課金系とかはペアプロやってみるというのは、効果があると思う。
色々と意見があるみたいだけど、自分で経験して実感できたので良かった。