MacにGitの作業環境を構築する

2011-12-19  /  Git

普段はMercurial(hg)を使って管理をしていて、コードを公開することがなかったので、プライベートリポジトリが無料で利用できるbitbucketにコードを置いています。

最近になって、bitbucketもGitに対応したので、普段はbitbucketのプライベートリポジトリで開発を進め、GitHubで公開するという方法が採用できそうです。

そういう理由で、改めてGitの作業環境を構築したいと思います。

参考
Pro Git professional version control

Gitのインストール

現時点での最新版は、1.7.8です。Mac用のバイナリでダウンロードできるものは1.7.7.3のようです。

最新版ではないし、snow-leopardという名前があるのが気になりますが、とりあえずインストールしてみます。
git-1.7.7.3-intel-universal-snow-leopard.dmg

そういえば、既にインストールされているGitがありましたが、こちらはXcodeと一緒にインストールされたようです。

$ which -a git
/usr/bin/git
/usr/local/git/bin/git

$/usr/bin/git --version
git version 1.7.5.4

/usr/local/git/bin/git --version
git version 1.7.7.3

こんな感じです。/usr/local/git/bin/gitとなっていますね。

新しい方のgitを使用するようにエイリアスかパスを追加して対応します。gitコマンドだけで良さそうなので、エイリアスにしました。

$ alias git=/usr/local/git/bin/git

Gitの初期設定

ProGitのGitの設定のページに色々と設定があります。必要な項目を設定しておきます。
$ git config --global user.name "cazooro"
$ git config --global user.email "[email protected]"
$ git config --global core.pager more
$ git config --global color.ui true

$ git config --list
user.name=cazooro
[email protected]
core.pager=more
color.ui=true

コマンドのエイリアス設定

ProGitのヒントと裏技のページによると、Mercurialのようにコマンドを省略して入力するためには、エイリアスの設定が必要みたいです。 主要なコマンドのエイリアスを登録しておきます。
$ git config --global alias.co checkout
$ git config --global alias.br branch
$ git config --global alias.ci commit
$ git config --global alias.st status
$ git config --global alias.last 'log -1 HEAD'
$ git config --global alias.cl 'config --list'

$ git cl
user.name=cazooro
[email protected]
core.pager=more
color.ui=true
alias.co=checkout
alias.br=branch
alias.ci=commit
alias.st=status
alias.last=log -1 HEAD
alias.cl=config --list

とりあえず設定は以上です。あとは実際に触っていく必要がありますね。
何かプロジェクトをGitで管理するようにしないといけいないな。

Published: 2011-12-19  /  Tags: Git  /  Share: X